モンテッソーリ教育「文化教育」セミの具体物

アブラゼミとクマゼミ それぞれどちらでしょうか?!

semi

右のアブラゼミは
茶色の羽根で、大きさが5〜6センチ、
ジィージィーと鳴きます。

左のクマゼミは
透明の羽根で、頭が大きく、
シャンシャンシャンシャンと鳴きます。

先日、セミのお仕事を紹介した女の子が
「パパと見つけたよ!」と
アブラゼミを持ってきてくれました!

最近は、気候の変化により、
昔、たくさんいたアブラゼミが
多く見られなくなっているそうです。

(生息エリアが北上しているそうです。)

モンテッソーリ教育で重要なポイントの一つが「具体物」です。

具体的なもの、立体の物を手で触れて、ツルツルとか、ザラザラとか、堅い、柔らかい、思い、軽いなどを感じることが重要としています。

特に文字だけでは実物がイメージできないので、記憶にも残りにくく、仮に言葉だけおぼえても、どのようなものかイメージできなければ意味が無い、ということです。

例えば…

マニアックな話で恐縮ですが、皆さん、「エスカベーシュ」ってご存知でしょうか?

仮にこの「エスカベーシュ」という単語を覚えても、頭の中でイメージできなければ、すぐに忘れてしまうと思います。

そもそも、このような知らないものの名前を憶えていても、他人に説明もできないし、意味がないですよね。

ちなみに、「エスカベーシュ」とはこれです。

esukabessyu

フランスの冷製料理で、油で揚げたいわしなどの小魚を酢や香辛料で和えた食べ物です。酢の物ですね。(とってもおいしいです!前菜に食べるとお酒が進みます)

ただ、写真を見ただけでも忘れてしまいそうですよね、

でも、実際にレストランで食べて「おいしい!」と感じる体験をしていたら覚えられるのではないでしょうか。

そういった事からモンテッソーリ教育では、具体物、特に実物を重視するのです。

アブラゼミ見つけてきてくれて、ありがとうね!!

http://www.monte-happy.jp.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です